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注意!
このページは、各レビュアーが個人的に気に入っているアルバムを(基本的に)ひたすら誉めるページです。したがって、ここでの評価を元にアルバムを入手して鑑賞した際に、不幸にもレビュアーと同様の感動が得られない場合があるかもしれません。その場合でも、本ページの作成者およびレビューを書いてくださった方々には一切の責任は無いものとします。 |
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第四弾は CAIRO の Time Of Legends です。
「♪♪♪ ♪♪♪ ♪♪♪」 |
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Misplaced Childhood
: Marillion
01:Pseudo Silk Kimono
1985年度作品 東芝EMI(TOCP-8317) |
1980年代Marillionの最高傑作にして当時のプログレッシブロックの代表作である。
Kayleighの大ヒットはそれが「良い曲」だからであり、80年代プログレッシブロックでも商業的成功を収めることが出来るという証明となった。 このアルバムは曲、詞ともに最高の出来で、40分強の間聞き入ってしまうこと間違い無しであろう。 Kayleigh以外にも個人的にはWater Holeのリズムとヴォーカル、Lords of the Backstageの「きみが最初の人であってほしかったのに・・・」(???)と歌いながら何気に変拍子しているところなどが気に入っている。 是非とも聞いてほしいアルバムである。(国内版廃盤という噂もある。泣) by stamura |
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Images and Words : Dream Theater
01:Pull Me Under
1992年度作品 WEA/ATLANTIC |
DREAM THEATERの、IMAGES AND WORDS 素晴らしいですね。よく彼らを説明するときに、プログレとへヴィメタの融合と言われ、まぁそのとうりなんですが、それ以外の部分が実は重要だと思うんですね。例えば、[3]でのグルーヴ感とか。プログレ系のバンドの中で、新しい音楽を、もっとも巧みに取り入れてると感じます。70年代に名作を作ったプログレ系のバンドが、80年代以降に作った作品には、つまらないものが多いですから。あと、DREAM
THEATERはメロディーも素晴らしいし。
彼らの作品の中では、METROPOLIS PART2 とIMAGES AND WORDSが好きなんですけど(すごく一般的な意見ですね)、後者のこもった音のほうが好みです。 で、このアルバムのハイライトは[8]の6:58からシャウト。実にスピリチュアルで感動的です。 by N.FUJII |
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The Sound of Surprise :
Bill Bruford's EARTHWORKS 01:Revel without a pause
2001年度作品
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Bill Brufordが本当に作りたいものを作ったアルバムである。
私はギター弾きなのでギターの入っていないインストを聞くことは滅多に無いのだが、このバンドのアルバムだけは例外である。とにかく良い! ジャズは苦手という人にもお勧めできると思う。(ただし真のジャズファンがこのアルバムの音楽をジャズと認めるかどうかは定かでないが...) Bill の Yes や King Crimson での演奏ももちろん良いのだが、このバンドではとてものびのびと演奏しているような感じなので心地よいリズムが味わえるのだ。しかもドラマーのエゴむきだしなアルバムでは決してなく、曲を大事にしつつ各楽器のソロも堪能できるつくりになっている。 (今なら国内版は入手できると思う!) by stamura |
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Time Of Legends : CAIRO
01:Underground
2001年度作品
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1994年に『CAIRO』,1998年に『Conflict And Dreams』をリリースした彼らの3作目である。
彼らが最も影響されたバンドはYESとEL&Pであろう。しかし、決して亜流ではない独自性を見事に構築している。大半の曲は大作だが、隙のない展開による怒涛の如き演奏は、冗長さを全く感じさせない。1stの時点で既に完成されたバンドであったが、2nd,3rdでも期待を裏切ることはなかった。全てのアルバムが、確信に満ち溢れている。かつての大御所が迷走した作品を発表する中、プログレシヴ・ロックのあるべき姿の1つを、彼らは確実に捉えていたのだ。 私は全作品を気に入っている。が、人に薦めるとなれば、比較的とっつきやすい3rdである。 by N.FUJII |
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